家づくり人の雑記帳

Builder's NOTE

家づくり人の雑記帳

無双

無双
米沢藩御用達の刀鍛冶であり、廃刀令以降は道具鍛冶へと転向した名門、石堂家
道具鍛冶四代、石堂秀雄作「無双」
名工達の手による道具は、木の家を唯一無二なものに仕上げてくれます。

無限乃夢

先人の知恵を取り込み、現代の技術や工夫と融合することで、良い住宅はできると思っています。
一期一会、
2004年削ろう会、香川大会でお会いした、打刃物伝統工芸士 碓井健吾氏の「無限乃夢
木の家に無限の夢をあたえてくれます。

 

 

 

木づかい

木の家で暮らすこと。
木を使うことは、日本の気候風土に根差した自然な選択です。
手入れしながら永い時をともにすごしていく。経年変化を味わうことも楽しみなことです。
無垢タモの天板で飾り棚をつくります。

 

今、インスペクションが注目

建築士会インスペクター養成講座に出席しました。
国土交通省は平成25年6月にインスペクションガイドラインを策定し、中古住宅売買時の利用を前提としたインスペクションの指針を示しました。アメリカ、オーストラリア、イギリスなどでは、不動産取引の際に第3者が行うインスペクション(住宅診断)が普及しています。 日本では全国の空家数が820万戸を超え、中古住宅の流通を活性化させる取り組みが活発化しております。インスペクション(既存住宅現況検査)により消費者が安心して中古住宅を取得でき、空家減少につながることが期待できます。

日本は「つくっては壊す」社会から「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」社会に転換を図るときがきました。

健康でローエネな暮らし

日本の住宅は2020年省エネ基準義務化にむけ、変革がもとめられています。
APWフォーラム&プレゼンテーション2015で、樹脂窓のチカラで健康でローエネな暮らしをテーマとした講演に参加しております。講師は東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授 前 真之氏でした。

新しい建築士事務所の業務と展望

開設者・管理建築士のための建築士事務所の管理研修会に参加しました。
改正建築士法が平成27年6月に施行されます。
私たち建築士事務所は社会の構築に深く関わる専門家として、
最新の技術や法制度に精通し、資質・能力を高度に維持することが求められ、
建築主のみならず広く社会の期待に応えていく義務があると考えています。

しめ縄


今年も有志でしめ縄を奉納させていただきました。
いい新年が迎えられそうです。

木材利用ポイント事業

平成24年度補正予算で木材利用ポイント事業が成立しました。
「森林、林業基本計画」に掲げられている「平成32年の木材自給率50%」の実現を目指すとともに、森林資源が豊富な農山村地域の振興を図るためには、年々増加し続けている森林資源(地域材)の利用を拡大していくことが課題です。
地域材を活用した場合に木材利用ポイントが発行され、そのポイントを地域の農林水産品と交換及び即時交換を行うことができます。
木造住宅1棟当たり30万ポイント、内装・外装木質化工事は、合計付与数の上限30万ポイントが施主に付与されます。
地域で育った木材でつくる家、すごくいいです。

都市の木造化

4月18日 放送のNHK クローズアップ現代より 「進む都市の木造化」
1000㎡を超えるビルやショッピングセンター、5階建ての集合住宅。日本で半世紀以上建設されていなかった都市の大型木造建築物が、今年完成する。
かつて戦争や自然災害で多くの木造家屋が焼失した経験から、国は1950年代に都市群の大型木造の建築を禁止。それが近年、耐火・耐震性能等が急速に高まったため、建築が進んでいる。背景には、木材がCO2を固定する環境先端素材として見直され、2010年に公共建築物の木造化を推進する法律が制定されるなどの林業振興政策の転換がある。

日本は木の文化です。新しい技術で木の可能性はひろがります。
世界に誇れる日本の木造建築物への挑戦です。

国土交通省地域型住宅ブランド化事業

讃岐の木材を活用して地域の気候や風土に合った長期優良住宅の供給に取り組む国土交通省の補助事業です。限定20棟、最大120万円が補助されます。
讃岐の工務店、八束組と讃岐の家つくりをしましょう。